バイオインフォマティクス入門
考える女性研究者

「バイオインフォマティクスの初心者は何から勉強を始めたらいいの?」

「バイオインフォマティクスに必要な知識が一冊にまとまった本ってないかな?」

「バイオインフォマティクスを独学で身につけるにはどうしたらいい?」

この記事はそんなお悩みをお持ちの皆さんへ向けて書いています。

バイオインフォマティクスって、タンパク質のことだったり、データベースのことだったり、プログラミングだったり覚えることが多くて、知識を身につけるのがとても大変、というイメージがありますよね。

実際僕も、バイオインフォマティクスを初めて勉強したのは大学の授業でしたが、内容が難しすぎて単位も落としてしまいました

そんな僕でも、今ではバイオインフォマティクスの仕事を毎日のようにやっています

僕がバイオインフォマティクスの知識を体系的に身につけることができたのは、今回ご紹介する書籍「バイオインフォマティクス入門」のおかげです。

「バイオインフォマティクス入門」を一通り読むことで、仕事でバイオインフォマティクスを使うときに必要な基礎知識が身につきます。

「バイオインフォマティクス入門」の特徴

「バイオインフォマティクス入門」(慶應義塾大学出版会)は、バイオインフォマティクスで必要となる基礎知識について解説した専門書です。

日本バイオインフォマティクス学会公認の教科書でもあり、「バイオインフォマティクス技術者認定試験」はこの本の内容から出題されます。

なので、資格を取るという意味でもこの本は使えます。

そして、この本は一つのセクションが2ページでまとめられており、まとまった時間が取れなくても少しずつ勉強を進めることができます。

また、セクションの最後には練習問題として、バイオインフォマティクス技術者認定試験の過去問が載っています。

問題の難易度も示されているので、勉強をしながら試験対策も同時に行うことができます。


おすすめの勉強法

上でも書いたように、この本は一つのセクションが2ページにまとめられていて、すきま時間に少しずつ勉強を進めることができます。

1日1セクションといった具合にノルマを決めて、毎日少しずつ進めていけば、2~3か月で一通り勉強をすることができます。

また、各ページの解説を読んだら、練習問題も解いてみましょう。

2ページごとに理解度をチェックできるので、あまり理解できないまま先に進んでしまうということも防げます。

まとめ

ここでは、バイオインフォマティクス初心者の独学にピッタリの「バイオインフォマティクス入門」についてレビューしてきました。

解説を読んで練習問題を解く、というサイクルを繰り返せば、バイオインフォマティクス技術者認定試験にも合格できる力が身につきます。

学会公認の教科書でもあるので、どの本を読もうか迷ったら、この本を選ぶことをおすすめします。