「最近製薬業界はリストラが多いみたいだけど、この先やっていけるの?」
「リストラが増えてきている中で製薬業界を生き抜いていくにはどうしたらいいんだろう?」
こんなお悩みをお持ちの人も多いかもしれません。
確かに、終身雇用は事実上なくなったと言われる中で、この先製薬業界に居続けることができるのか、と思ってしまいますよね。
実際僕も、製薬会社で仕事をしていますが、1年後の自分がどうなっているかさえも分かりません。
それでも、僕は毎日を楽しく過ごすことができています。
その理由を含めて、この記事で解説していきます。
この記事を読めば、今製薬業界にいる人はリストラ(早期退職)を恐れずに生きていく方法が分かりますし、これから製薬業界に入ろうとしている人たちにとってもどのようなスキルを身につければよいのかが分かります。
2019年の製薬業界でのリストラ
2019年は製薬業界で何件か大規模なリストラが行われた年でした。
大正製薬やエーザイ、協和発酵キリン、鳥居薬品など、皆さんもよく知っている会社も早期希望退職者募集という事実上のリストラを行っています。
注目すべきは、赤字の企業だけでなく黒字の企業までリストラを行っているということです。
中には過去最高益を記録したにも関わらず、早期希望退職者を募集した会社もあります。
このように、製薬業界ではリストラが当たり前になりつつあるのが現状です。
リストラを恐れなくてもよくなくなるスキル
リストラが行われるようにはなってきている状況ではありますが、
以下に、これからの製薬業界を生き抜いていくにあたって、どんなスキルを持っていると安心できるか書いていきます。
ITスキル
まず一つ目が、AIプログラミングなどIT技術の知識です。
上で書いたような、製薬業界でリストラが行われている背景として、以下のようなことが挙げられます。
- AIを使って自動化ができるところは、人手が必要ない。
- なかなか新薬が出せなくなった。
これらを解決できるのが、AI創薬なわけです。
詳しくは別の記事で解説しますが、AIプログラミングができる人材は、喉から手が出るほど欲しいわけです。
実際僕も現役の製薬会社社員ですが、その雰囲気は強く感じます。
会社以外の収入源
そしてもう一つが、会社以外の収入源を持つことです。
いくら製薬会社で活躍できるスキルを持っていたとしても、会社自体が倒産してしまうリスクもあります。
最悪の場合を想定しても、収入源が残る、というのが一番安心できますよね。
そして、会社以外の収入源としておすすめなのが、僕自身が書いているこのブログのような、ウェブサイトを持つことです。
理由としては、単に記事を更新するだけでなく、マーケティングなどビジネスに関わる色々な知識を得ることができるからです。
ブログ構築を通して得られるスキルを持っておけば、会社に所属しなくても自分自身の力で収入を得ることができるようになります。
加えて、ブログ構築を通して得られた、ライティングやプレゼンテーションのスキルは会社で活かすこともできます。
以上のように、会社以外の収入源を持つことは、自身の安心感を高められるだけではなく、会社の仕事にも良い影響を及ぼすので、ぜひやっておきたいところです。
ビジネスマインドのつけ方については、以下の記事で解説していますので、あわせて読んでみてください。
まとめ
ここでは、最近の製薬業界で起きているリストラについて、現状とリストラを恐れなくてよくなる考え方について解説しました。
もう一度要点をおさらいしておきましょう。
- 製薬業界でリストラが行われる原因は、新薬が出にくいことや、AIによる人手の代替ができるようになってきたこと。
- AIが使える人材になれば、リストラの対象にはならなくなる。
- 万が一のことも考え、会社以外の収入源を持っておくとなお安心できる。