これならわかるLC
疑問を持つ男性読者

「液体クロマトグラフィーについて勉強したいんだけど、何か良い本ないかな?」

「液クロについて、短時間で勉強できる専門書ってないかな?」

この記事は、そんな疑問をお持ちの皆さんに向けて書いています。

僕は、大学4年生のときに分析化学を専門とする研究室に配属されて、そこで液クロについて、実際に分析機器を触りながら勉強しました。

実際に色々トラブルシューティングをしながら勉強することも多かったので、「経験がものを言う世界だな」と感じました。

でも、そんな経験や知識を効率よく学べる本を見つけてしまいました。

その本というのが、この記事でご紹介する「これならわかる液体クロマトグラフィー」です。

この本を読めば、身近に分析装置がなくても、製薬会社で分析業務をするための最低限の知識を身につけることができます。

「これならわかる液体クロマトグラフィー」の特徴

「これならわかる液体クロマトグラフィー」(化学同人)は、「液体クロマトグラフィー(liquid chromatography: LC)とは何か?」という基礎的な知識から、実際の測定例、トラブルシューティング方法など、実践的で役に立つ知識まで、

全体のページ数も130ページ程度になっており、分厚い専門書というわけでもありません

また、一つのセクションも2~3ページ程度にまとめられており、少しずつ読み進めることもできます

僕はある程度分析化学の知識を身につけた後でこの本を読みましたが、少しずつ積み上げてきた経験がこの本一冊に凝縮されており、「もっと早くこの本を読めたら良かったのに」と心の底から思いました。


おすすめの勉強方法

上でも書きましたが、この本は2~3ページで一つのまとまりになっているので、1日1セクションといったように毎日のノルマを決めて少しずつ読み進めると良いかなと思います。

毎日少しずつ読み進めていけば、2か月程度で読み終えることもできます。

ただ、やはり読んでいるだけでは生きた知識として身につけることは難しいので、大学や会社で身近にLCがあるなら、少しでも触ってみるとか、身近にLCがない場合はこの本を一冊さらっと読んでおいて、実際に分析装置を使うことになった場合にもう一度読み返すというのがおすすめです。

テストで点数をとるためではなく、トラブルを最小限に減らして分析をするための知識を身につけるために勉強するという意識を忘れないようにしましょう。

まとめ

この記事では、LC初心者にぴったりの本「これならわかる液体クロマトグラフィー」についてレビューしてきました。

基礎的な知識から、現場で使える実践的なノウハウまで、1冊に簡潔にまとめられていますので、これから製薬業界へ就職しようと考えている人はぜひ読んでおきたいところです。

製薬会社は化合物の合成や動物での実験など、いろいろな仕事がありますが、どの部署でも分析化学の知識は必須になります。

LCを使わない部署はないと思っておいてもいいぐらいです。

なので、製薬業界に入る前に、「これならわかる液体クロマトグラフィー」に書かれていることはしっかりと身につけておきましょう。