新しい深層学習の教科書
疑問を持つ男性読者

「深層学習(deep learning)をやりたいんだけど、AIや機械学習の基礎から解説された本ってないのかな?」

「Pythonで機械学習のプログラミングをやりたいんだけど、サンプルコードがたくさん載った本ってないのかな?」

こんな疑問をお持ちの皆さんへ向けてこの記事を書いています。

深層学習(deep learning)は機械学習の一つですが、僕自身も「機械学習でも難しいのに、ディープラーニングなんて、理解するの大変そう・・・」と思っていました。

そんな僕でも、ある一冊の本との出会いで、ディープラーニングに関する理解度が大きく上がりました。

その本というのが、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」(翔泳社)です。

そこでこの記事では、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」の特徴と、おすすめの勉強法について解説します。

この記事を読むことで、Pythonのプログラミング、機械学習、深層学習(ディープラーニング)をどうやって勉強すれば良いのかが分かります。

「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」の特徴

「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」の特徴は何と言っても、本のボリュームの大きさです。

全部で約800ページもあり、Pythonの基本的な文法から、科学計算用のライブラリの使い方、畳み込みニューラルネットワーク(convolutional neural network: CNN)を用いた画像認識など機械学習の実践方法まで、人工知能(artificial intelligence: AI)のプログラミングには欠かせない全ての要素がもれなく書かれています。

これだけの内容で価格が3500円程度(税込)なので、コストパフォーマンスがとても高いと思います。


この本は、オンライン学習サービスAidemyの公式教科書にもなっていて、これ一冊でPythonを使ったAIプログラミングが学べるようになっています。

Aidemyは、AIプログラミングを学習できるウェブサービスですが、詳しくは以下の記事で解説していますので、読んでみてください。

製薬企業研究者や薬学部生のためのAidemy活用法

翔泳社からは他にも機械学習の教科書が出版されていますが、それらと比較しても内容の充実度としてはピカイチです。

この本を使ったおすすめの勉強法

「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」は、内容が多いので、短期間で一気に勉強するというよりは、ある程度の期間をかけて少しずつ進めていくのがおすすめです。

Pythonを使った機械学習プログラミングをある程度やったことがある人なら、一気に読み進めることもできるかもしれませんが、初心者の人は内容の多さに圧倒されてしまうと思うので、気長に進めていくぐらいの気持ちの方が途中で挫折しにくくなります。

この本を一冊読めば、他の本は読まなくても機械学習の仕事はこなせるようになるので、半年ぐらいかけてでも少しずつ読み進めるやり方がおすすめです。

そして、具体的な勉強法ですが、解説を読み進めていくと練習問題が出てくるので、全部解くようにしましょう。

また、Pythonのコードを書く問題では、最初からサンプルコードが一部書かれていますが、自分のパソコンで全てのコードを書く習慣をつけるのが大事です。

問題文を読んで、とりあえずは何も見ずに全てのコードを自分で書けるのが理想的ですね。

自分なりに考えてコードを書いたら、答え合わせをして、間違っていたら解答のコードを写経して次に進む、という流れになります。

そして、各章の最後には「添削問題」が用意されていますので、こちらも練習問題と同様に、自分でコードを書いて答え合わせをするようにします。

全部で22章ありますが、この本を読み終える頃には、機械学習の流れや実際に必要なプログラミングスキルが一通り身につくようになっています。

練習問題や添削問題が多く用意されていますので、これらをうまく活用して自分の理解度チェックをしながら読み進めていくことが大事です。

この本を読み終えた後の勉強法

Aidemy

上でも書きましたが、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」は、人工知能学習サービスAidemyの公式教科書になります。

「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」は、深層学習の実践例として主に画像認識が解説されていますが、Aidemyでは画像認識の他にも、自然言語処理バイオインフォマティクスに関する学習コースも用意されています。

なので、機械学習を色々な用途に応用する力をつけたいという人は、Aidemyの受講をおすすめします。

また、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」を買うとAidemyを割引価格で利用できるクーポンがついてきますので、是非利用したいところです。

Aidemyについては、以下の記事で詳しく解説していますので、読んでみてください。

製薬企業研究者や薬学部生のためのAidemy活用法

Udemy

Udemyは、プログラミングや機械学習に限らず、様々なジャンルの講座があるオンライン動画学習サービスです。

色々な動画講座がありますが、応用的な講座も用意されていますので、さらに詳しく勉強したいという人は動画講座の購入を検討してみても良いと思います。

大体一講座あたり数万円するものが多いですが、セール時期になると90%オフなんてこともありますので、タイミングを見て購入するのがおすすめです。

一度購入した講座は期限なしで動画を見ることができますし、購入後30日間は返金保障もついています。

Udemyについて詳しくは、以下の記事で解説していますので、読んでみてください。

製薬企業研究者や薬学部生のためのUdemy活用法

まとめ

この記事では、「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」について紹介しました。

もう一度要点をおさらいしておきましょう。

  • Pythonプログラミングの基礎から機械学習の実践例まで、AIを使った仕事をするのに必要な知識が一冊にまとまっている。
  • この本を読んだ後でAidemyを受講することで、さらに知識を深めていくことができる。

「Pythonで動かして学ぶ!あたらしい深層学習の教科書」を読んで、AIを使った仕事への第一歩を踏み出しましょう。