「プログラミングを勉強し始めたけど、分からないことだらけで困る・・・」
「何度もプログラミング学習に挑戦しているけど、いつも挫折してしまう・・・」
「どうやったら、あんな長いコードを読んだり書いたりできるようになるのか分からない・・・」
今この記事を読んでいる皆さんは、そんな悩みを持っている人も多いかもしれません。
実際僕も、大学院生の頃に専門書を買ってExcel VBAの勉強をしたことがありますが、途中でわけが分からなくなってきて、あきらめてしまいました。
でも、そんな僕でも、「プログラミング学習のコツ」を知ったことで、今では
をしています。この記事では、なぜプログラミングが挫折しやすいのか、 、解説します。
この記事を読めば、今までプログラミングが難しそうだと思ったり、挫折したりしたことがある人でも、
ようになります。実際に僕もプログラミングに挫折した経験があります。
その挫折の経験をもとに、どうすれば挫折せずにプログラミングのスキルを身につけられるのか、解説します!
プログラミングが挫折しやすい理由とは?
プログラミングの勉強法のコツを知る前に、まず「どうしてプログラミングは挫折しやすいと言われるのか」を知っておく必要があります。
以下で2点、説明します。
「難しそうというイメージ」があるから
まず1点目に、おそらく世の中の人の多くは、「プログラミングって難しい」というイメージを持っていると思います。
実際に僕も、プログラミングを勉強する前は「難しそう」と思っていましたし、いざ勉強しても挫折してしまった経験もあります。
でも、この「難しそうというイメージ」こそがプログラミング学習の妨げになってしまいます。
プログラミングを勉強していくにあたって、なかなか理解できないところが出てくると、「やっぱり難しいんだな」と思ってしまいますよね。
そして、「プログラミングができる人はこういうところも理解できてしまうんだな。自分にはプログラミングは向いてないんだな。」と思ってしまうことにつながります。
そうなってくると、勉強のモチベーションがだんだん下がってしまって、プログラミングをあきらめてしまう、ということにつながってしまうわけです。
実際に僕がプログラミングに挫折した時は以上で書いたような悪循環に陥ってしまっていました。
なので、まずは「プログラミングは難しい」という思い込みを捨てる、もしくは「プログラミングはもともと難しいものなんだから、ちょっとぐらい理解できないところがあっても気にする必要はない」という思考パターンを持つことが大事です。
詳しくは下に書いていきますが、僕は思考パターンを変えることで、プログラミングの力がグングン伸びていき、製薬企業の実務でも大いに役立てられるようになりました。
「たくさん覚えないといけないことがある」と思ってしまうから
よく本屋に並んでいるプログラミングの技術書を見ると、どれも分厚いですよね。
しかも、本を開くと自分の知らない専門用語で埋め尽くされたページばかり・・・。
「プログラマーは、この内容を全部頭に入れて、何も見ずにコードをスラスラ書けるんだろうな」と思ってしまいますよね。
そう考えると「自分はやっぱりプログラミングなんてできるようになるわけない」と思ってしまいます。
僕自身もプログラミングを習得する前はそんなマインドセットでしたが、これだといくら勉強してもネガティブな感情が頭の中にあり続けてしまうんですよね。
上でも書いたExcel VBAの挫折も、本を丁寧に読み進めても分からない、覚えられないことが出てきて、「どうせ無理」とレッテルを貼ってしまっていたように思います。
僕たちは無意識のうちに「知識は頭の中に置いておかないといけない」と思ってしまうんですが、これはおそらく受験勉強の影響だろうと思います。
大学受験や高校受験、中には中学受験をした人もいると思いますが、人生の行方を左右する大事な局面で、カンニングは禁止で「頭の中にある知識」を試されるという教育を受けてきています。
そんな無意識の思い込みがプログラミング習得を難しくしている、と僕は思っています。
「挫折しないこと」を最優先に勉強するとうまくいく
ここまで、プログラミングに挫折してしまう原因について書いてきました。
それならどうすればプログラミングを習得できるかというと、「
」ということになりますよね。その時に特に意識したい2点について、以下で説明します。
「もう少しハードルを下げるとしたら」と考える癖をつける
特にプログラミング勉強を始めて間もない初心者のうちは、できることは限られています。
そんなときに、
ことが、プログラミングのスキルを身につけていくうえでとても大事です。というのも、実際に何かプログラムを作り始めても、どこかでつまづいてしまうとモチベーションが下がってしまい、それが挫折にもつながりかねないからです。
実際に僕も、「こんなプログラムを作りたい」と具体的なイメージを持って、本を使って勉強し始めたものの、結局あきらめてしまったことがありました。
その原因は、メインの機能を実装する前の段階で、色々な箇所でつまづいてしまい、「こんな簡単な機能も実装できないのに、メインの機能なんて作れないだろう」と勝手に思い込んでしまったことです。
上でも書いているように、プログラミングの専門書1冊とっても、とても多くのことが書かれています。
やっぱりプログラミングって奥が深いんです。
「こんな機能をつけたい。」
「そしたらあんな機能も欲しい。」
「こういうことはできないかな?」
実際にスクリプトを書き始めると、やりたいことが色々出てくるかもしれません。
色々機能をつけたいと思っても、そこで欲張らずに「
」と考える習慣をつけることが大事です。そうしないと、本質的に重要でないところで「どういう風にコードを書いていいのか分からない」と苦しくなってきて、最悪の場合あきらめてしまうということになってしまいます。
スキルが伸びてくれば、機能を追加することもそう難しくはなくなってくるので、特に初心者のうちは「
」ということを意識するべきだと思います。ある程度短期間で成果(作成したプログラム)を出すためにも、最低限どこを実装すればいいのか、優先順位をつけるのも大事なプログラミングスキルです。
暗記する必要は全くないことを知る
意外と少ない!?製薬会社でのプログラミングに必要な「最低限」の知識という記事でも書いていますが、プログラミングを始めるにあたって覚えないといけないことはそう多くはありません。
というのも、わざわざ覚えなくても
からです。IT企業で仕事をしているプログラマーやエンジニアでも、日々仕事をするときにはインターネットや本で色々調べながら、スクリプトを書いています。
なので、
ようになります。実際僕も暗記なしでプログラミングができるようになりましたし、実務でもいつもネットで調べながらコードを書いています。
これでも十分な成果として認めてもらえているんです。
業務効率を上げたり、複雑な計算を自動で一瞬で終わらせてくれる「モノ」が成果物としてあるわけですからね。
仮に今僕が、抜き打ちでプログラミングテストをさせられたら、多分50点もとれないんじゃないかと思います。
もちろん、テストの問題がどれだけ実践に即したものかによって得点は変わってくるとは思いますが。
なので、本屋に売っている分厚いプログラミングの専門書でも、実際に製薬企業の仕事では使わないようなコードもたくさん載っています。
ですよね。
もっと言えば、仕事で必要になる知識も、自分の頭の中にある必要はなくて、
わけです。大学で使っていた分厚い専門書をデスクに置いておいて、たまに調べたりしませんか?
そういう専門書がデスクにあることで、大学で習ったことを忘れていても、すぐに思い出したりできますよね。
プログラミングも、一緒です。
まとめ
以上で紹介した「プログラミング学習のコツ」を押さえることで、パソコンがそれほど得意でない人でも、プログラミングスキルを身につけることができます。
以下に要点をまとめておきます。
- プログラミングを勉強し始めたときから色々な機能を実装しようとせず、最低限の機能の実装にとどめる。そうすることで、モチベーションの低下を防ぐことができ、少しずつスキルも身についてくるので、機能の追加もどんどんできるようになる。
- たくさんのことを覚えるのではなく、調べる力を伸ばすようにする。暗記力はプログラミングにおいては全く必要ないということを理解しておく。
以上のコツをつかんでしまえば、誰でもプログラミングができるようになります。
「~さんってパソコンに強いイメージはないけど、プログラミングができるんだ!」と周りの社員にも驚かれるかもしれませんよ。