「プログラミング言語のRを始めようと思うんだけど、何かいい本ないかな?」
「R言語の本には統計も一緒に書かれていることが多いけど、純粋にプログラミングだけの本ってないのかな?」
この記事は、そんな疑問を持つ皆さんに向けて書いています。
僕は、PythonではなくR言語からプログラミングを勉強し始めたのですが、統計学の知識もあまりなかったので、「難しい統計の話が出てこない本はないかな~?」と思いながら探していました。
その中で見つけたのが、この記事で紹介する「RStudioで始めるRプログラミング入門(オーム社)」です。
僕はこの本を5月の大型連休中にまとめて読んだんですが、この本1冊だけで製薬会社の仕事でR言語をバリバリ使えるようになりました。
大学の授業でもRを習ったことはあったんですが、その当時の僕はなかなか理解が進まず、単位も落としてしまいました。
そんな
。この記事でレビューしている本を使って勉強すれば、Rプログラミングを始める第一歩を踏み出すことができるだけでなく、
ことができます。この本の特徴
この本は、純粋にプログラミングに特化してR言語について解説した専門書になります。
R言語の専門書の多くは、Rの言語仕様について説明すると同時に、統計学を題材にしていることが多いです。
というのも、R言語が統計解析によく使われるプログラミング言語だからなんですね。
でもプログラミング初心者の人は、「プログラミングも分からないし統計も分からない」状態だと思います。
実際僕もそんな感じでした。
他にも何冊かR言語の本を読もうとしたんですが、どれも統計学についても詳しく書かれていて、「なんか難しそう・・・」というイメージが払しょくできずに手を出せませんでした。
そんな「統計学はとりあえず後回しでいい」という人でも読めるのが、「RStudioで始めるRプログラミング入門」です。
この本を発行しているのはオライリー・ジャパンですが、オライリーはこの本の他にもプログラミングに関する書籍を多数発行しています。
そういう意味でも、この本はRプログラミング初心者におすすめの1冊です。
この本を使った勉強法
この本の中にはたくさんコードが書かれているので、パソコンにRStudioをインストールして実際にコードを書きながら進めると良いと思います。
上でも書きましたが、僕はこの本を5月の大型連休中に、1日1章を目安に進めていきました。
この本は10章あるので、1週間半毎日勉強して一通り終わった感じです。
パソコンでRStudioを立ち上げ、本の中に書かれているコードを打ち込んで実際に動作を確認しながら勉強しました。
すぐには理解できないところも出てきますが、それはあまり気にせずに先へと進んでいきました。
大体6割ぐらい理解できていれば、次の章へと進んで行っていましたが、特にどこかでつまづくこともなく最後まで読み切ることができました。
充分に理解できなかった箇所も、実際に仕事でプログラミングをし始めてから読み返して理解できるようになったりしたので、最初の勉強の段階で無理に全部を理解しようと思う必要はないと思います。
まとめ
この記事では、「RStudioで始めるRプログラミング入門」についてレビューしました。
統計学を扱わずに純粋にプログラミングについて書いているというところが、他のR言語の専門書との違いです。
実際に僕にとってもこの本がプログラミング学習の原点となりました。
R言語をこれから勉強する人にはおすすめの一冊です。
この一冊を読み切れば、統計学でもその他のデータサイエンスでもいろんな分野に応用できるRプログラミングのスキルが身につくはずです。